杖立では、路地裏のことを「背戸屋(せどや)」と呼びます。ここ数年、その「背戸屋」を気に入ってくださる方がとても増えてきました。古き良き昭和の時代を色濃く残した「背戸屋」は、今も変わらず生活が営まれております。
他の地域の路地裏との大きな違いは、立体的であること。所狭しと階段と建物が連なります。アーティスト・日比野克彦氏が訪れた際には、どこからどこまでが同じ建物なのかが分からない状況に「なんだこここは!」と驚かれた様子。その驚きから、ロゴマーク案の発想に結びついたようです。
杖立の若手の人たちは「チーム背戸屋」というチームを結成し、背戸屋を魅力的にしていこうという動きが、特に昨年から活発になってきています。毎年11月には「背戸屋祭り」を開催し、背戸屋を彩る約300個の灯明と、地元の方々による食事の振る舞いがあるアットホームなお祭りが開催されます。
現在進められているのは「ギャラリー背戸屋」プロジェクト。背戸屋一体を、1つのギャラリーとして、散策されるお客様に楽しんで頂こうという活動です。現在は、鯉のぼりの写真が飾られています。
駐車場からは見えない場所にあるだけに、背戸屋に気づかずに帰られるお客様も少なくありません。ぜひ車を降りて歩いてみてください。まるで別の世界に迷い込んだような… そんな不思議な、懐かしい感覚を覚えるはずです。

